競馬交差点2007年9月28日
今週のテーマ
1.待望、実りある秋のGT
2.スプリンターズステークス
1.多くのファンが強いと思っている馬たちの活躍がつづいている。
強いと思っている」とは、すなわち人気のある馬ということである。
人気になるからには理由があって、最大の要因は実績だろう。
「過去にこれだけ活躍したのだから、今回も…」とふつうは思うもの
である。
過去の実績と今回の結果が、おおむね関係しているというのが、われ
われの予測の根拠になっており、その関係が保たれないと、われわれ
は何をどう予想していいのか、わからなくなってしまう。
もちろん、「最も人気のある馬が勝つべき」とは誰も考えていないが、
「人気のある部類の馬が勝つ」と漠然には考えている。先週の神戸新
聞杯では、ドリームジャーニーが快勝した。
個人的にはドリームジャーニーが勝つとは思っていなかったが、しかし、
「ああ、やられた」という思いがあるだけで、ドリームジャーニーの優
勝に不自然さは感じない。
実績からいえば"ありうる"話だからである。
今年の春、あるいはそれ以前のGTでは、想像もつかないような馬の優
勝がかなりあった。2着まで含めれば、「???…」の連続ともいえる
が、「サプライズで面白かったでしょう」といわれても、実のところ面
白くもなんともない。
これから秋のGTが始まるが、
「こんな凡走つづきの馬が活躍したのか…」なんてシーンは、できるだ
けないほうがいい。
2.今週は秋のGT第一弾。スプリンターズステークスである。
主役不在とはいうが、春に高松宮記念を勝ったスズカフェニックスが参
戦。さらに2着ペールギュント、3着プリサイスマシーンも出走してく
るのだから、本来は主役不在という話には、なり得ないだろう。
混戦といわれる原因はいくつかあって、まず1番人気で高松宮記念を勝
ったスズカフェニックスに信頼がおけないという観測があること。
つぎに、スプリンターズステークスの前哨戦といわれるレースの勝ち馬
が、バラバラであること。
しかも、その前哨戦の勝ち馬の多くが、その前哨戦においてダークホース
だったこと。などがあげられよう。
前哨戦の中で、最も重要なのはセントウルステークスだろう。
今年からGUに格上げになり、スプリンターズステークスのステップと
しての色合いは濃い。
その勝ち馬は、サンアディユで、これが11番人気での勝利。しかも、
ややこしいのが、2着だったカノヤザクラをコンマ8秒も引き離しての圧
勝。今回スプリンターズステークスに出走するアイルラヴァゲイン、アグ
ネスラズベリ、エムオーウイナー、オレハマッテルゼなどを一蹴している
のである。
一見、この夏に急浮上のサンアディユが最も優勢に思われるが、ディフェ
ンディング・チャンピオンのスズカフェニックスをはじめ、未対決の馬も
多く、考えれば考えるほど、よくわからなくなってくる。
とはいえ、サンアディユは、スピードばかりかスタミナをも備えており、
上位に食い込む可能性は大といえよう。
ディフェンディング・チャンピオンのスズカフェニックスについては、調
整がうまくいかなかったという話がある。とはいえ、高松宮記念では、2
着ペールギュントをコンマ4秒突き放す、こちらも圧勝。
優勝候補の一角に違いはない。
ほかでは、アストンマーチャン。
昨年暮れの2歳女王戦で、ウオッカのクビ差2着だったのだから、相当な
力は秘めているだろう。
勝ち馬は、だいたいこのあたりだろうと思っているところだが、さて、読
者はどのようにお考えだろうか。
(トータライザー公式サイト … 文 柏木次郎)
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