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ラジオNIKKEI賞 |
トータライザー 柏木次郎
予想オッズ ラジオNIKKEI賞
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来週の7月3日に、20年ぶりに新紙幣が発行される。一万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎の肖像になるという。昔は新紙幣の発行ともなれば、新聞やテレビで連日のように大騒ぎだった。しかし、今回の新紙幣の発行に際しては、報道は控えめである。“キャッシュレス決済”が増えていることなどが、関係しているのだろうか。 お金の話といえば、2023年度の国の一般会計税収が、70兆円を超える見込みであると6月24日に報じられた。過去最高だった2022年度の71兆1373億円に続き、2年連続で70兆円台の大台を突破する見通しで、7月上旬に正確な金額が発表される。 国の一般会計税収の推移をネットで調べてみた。すると2007年度には50兆円を超えていたが、リーマンショックのあった2009年度に38.1兆円にまで落ち込んだ。その翌年の2010年度には41.5兆円、2011年度には42.8兆円、2012年度43.9兆円と回復したが、回復したのは3年で5兆円ほどだった。 50兆円台に戻ったのは民主党政権(2009年~2012年)から安倍政権に代わって2年ほど経った2014年度(54兆円)のこと。その後、順調に国の一般会計税収は伸び続け、岸田政権の1年目の2021年度は67兆円、そして2年目(過去最高)と3年目の今年は70兆円超えとなった。なお、消費税率が10%になったのは2019年10月の安倍政権下のことである。つまり法人税、所得税、消費税の“税率”は、この3年間に変更はない。 この10年の税収の推移を見ていると、「自然と税収は伸びるもの…」にも見えてくる。ところが、そうでもないようだ。 話はお隣の中国の税収である。中国財政省が6月24日発表したデータによると、1-5月の国有地売却収入は前年同月比14%減少し、1-4月の10.4%から落ち込みが加速したと外信が伝えた。個人や法人の土地所有が認められない中国では、国や地方政府に使用料を支払い、土地利用ができるらしい。中国政府から見ると、使用料は国有地売却収入となり、中央政府、とくに地方政府の重要な財源になっているようだ。 ともあれ、「自然と税収は伸びるもの…」は幻想で、どの国であれ、そのときの政権の経済運営の巧拙が結果を大きく左右している。 さて、今週はGⅢラジオNIKKEI賞、GⅢ北九州記念がある。 まずラジオNIKKEI賞。 3歳限定戦は、ほとんどが“馬齢戦”だが、このレースだけ、なぜかハンデ戦である。ハンデ差の少ない年も多く、ハンデ54キロ~56キロの馬が大半を占める。今年も登録馬13頭のところ9頭が54キロ~56キロの範囲内にある。 その結果、好走した馬も54キロ~56キロが多く、過去10年の1着10頭のうち8頭、2着10頭のうち6頭を占める。なお、より正確には、56キロの活躍は、2018年の1着メイショウテッコンだけである。 54キロ~56キロに次いで活躍しているのは53キロの馬である。過去10年の1着では1頭だけだが、2着は4頭、3着も4頭いた。ハンデの軽いことは有利に働いているようにも見えるが、過去10年で52キロ以下の1着と2着は1度もなく、かろうじて2020年の3着ディープキングのみの名前だけがある。 「ハンデ戦らしい…」といえば、ハンデの重い馬の好走が少ないことである。過去10年、いやハンデ戦になった2006年以降、56キロを超えた馬の好走は、2015年1着のアンビシャス(56.5キロ)だけである。57キロの馬は過去10年に4頭ほどいたが、すべて4着以下に敗れている。 今回はセットアップ(ハンデ58キロ)、ミンデオロ(ハンデ57キロ)が登録している。両馬ともに実績上位で、下馬評では人気になりそうな気配がある。このハンデでの好走となれば、ハンデ戦のラジオNIKKEI賞では“初”のことになる。 つぎに北九州記念である。 2022年にも7月に小倉開催はあった。しかし、北九州記念は“8月の小倉開催”で、過去に遡ると北九州記念はずっと8月20日頃に小倉開催でおこなわれてきた。疑問は、「7月の小倉開催に替わったことで、どうなるか…?」だが、前走の成績などは参考になりそうもない。 具体的に、北九州記念の過去10年の1着10頭の前走は、GⅢCBC賞が4頭、いわゆる“新潟千直”のGⅢアイビスサマーダッシュが3頭、福島開催のオープン特別が2頭、小倉の3勝クラスが1頭だった。しかし、CBC賞もアイビスサマーダッシュも、これから行われる重賞であり、福島開催も小倉開催もまさに今週から始まる。 ということだが、開催地、距離、ハンデ戦であることに変わりはない。そうハンデ戦といえば、先のラジオNIKKEI賞もそうだが、北九州記念の様相はいささか異なる。 過去10年の1着馬10頭のハンデは、57キロが2頭、54キロ~56キロが4頭、53キロが2頭で、驚くのは51キロが2頭いたことだ。さらに2着10頭は、57キロと56.5が1頭ずつ、54キロ~56キロが6頭で、残りは52キロが2頭である。頭数で見るとわかりにくいが、過去10年のうち52キロ以下が1着あるいは2着だった年が4年もあったのである。
予想オッズ ラジオNIKKEI賞 (トータの予測オッズではありません)
馬番 馬 名 性齢 斤量 単勝 1.シリウスコルト 牡3 56 4.5 2.メイシヨウヨソ゛ラ 牝3 51 * 3.セツトアツフ゜ 牡3 58 8.0 4.ヤマニンアト゛ホツク 牡3 54 8.7 5.オフトレイル 牡3 56 6.8 6.ウインマクシマム 牡3 55 28.7 7.アレク゛ロフ゛リランテ 牡3 56 16.2 8.サトノシユトラ-セ 牡3 56 5.3 9.ロク゛ラ-ル 牡3 54 19.8 10.ミナテ゛オロ 牡3 57 6.5 11.シ゛ユンコ゛-ルト゛ 牡3 54 63.2 12.シヨ-マンフリ-ト 牡3 54 7.2
3連単オッズ(上位36組) 1- 3- 8 183 5- 1- 8 164 1- 4- 8 199 5- 1-10 200 1- 5- 8 154 5- 8- 1 170 1- 5-10 188 8- 1- 3 176 1- 5-12 206 8- 1- 4 189 1- 8- 3 171 8- 1- 5 151 1- 8- 4 184 8- 1-10 144 1- 8- 5 147 8- 1-12 158 1- 8-10 140 8- 3- 1 194 1- 8-12 154 8- 5- 1 163 1-10- 5 186 8-10- 1 155 1-10- 8 146 8-12- 1 172 1-10-12 195 10- 1- 5 197 1-12- 5 208 10- 1- 8 154 1-12- 8 163 10- 1-12 207 1-12-10 198 10- 8- 1 159 3- 1- 8 199 12- 1- 8 174 3- 8- 1 205 12- 8- 1 180
馬連・馬単オッズ 馬連 →馬単← 馬連 →馬単← 1- 2 217 229 * 4- 8 24 63 39 1- 3 19 30 52 4- 9 87 128 270 1- 4 21 32 59 4-10 30 69 53 1- 5 16 27 40 4-11 238 279 * 1- 6 64 75 414 4-12 33 73 61 1- 7 38 50 166 5- 6 97 123 460 1- 8 13 23 27 5- 7 59 84 191 1- 9 45 56 220 5- 8 19 44 34 1-10 16 27 37 5- 9 68 94 249 1-11 122 134 * 5-10 24 49 46 1-12 17 28 44 5-11 187 214 * 2- 3 390 * 426 5-12 26 51 54 2- 4 422 * 464 6- 7 229 605 367 2- 5 333 * 359 6- 8 75 431 90 2- 6 * * * 6- 9 268 645 457 2- 7 783 * 923 6-10 92 454 116 2- 8 255 * 271 6-11 733 * * 2- 9 916 * * 6-12 102 466 131 2-10 316 * 340 7- 8 45 175 60 2-11 * * * 7- 9 161 299 348 2-12 350 * 379 7-10 56 188 79 3- 4 37 71 77 7-11 441 580 * 3- 5 29 63 54 7-12 62 194 90 3- 6 114 150 481 8- 9 53 68 230 3- 7 69 104 202 8-10 18 33 40 3- 8 22 56 38 8-11 144 159 * 3- 9 80 116 263 8-12 20 35 47 3-10 28 62 51 9-10 65 245 88 3-11 220 256 * 9-11 516 706 * 3-12 31 65 58 9-12 72 253 100 4- 5 32 71 57 10-11 178 202 * 4- 6 123 165 491 10-12 25 48 52 4- 7 74 115 209 11-12 197 * 226
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